第620回ドリームジャンボ宝くじのユニットとは

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「宝くじの疑問 Q&A」 175本の1等なんてウソっぱち!?

 
第620回ドリームジャンボの「ユニット」制を理解する

「・・・宝くじって詐欺だね。」
「愛子さん、どうされたのですか?」
「だって、第620回のドリームジャンボって、1等175本が出るって話だったでしょ?さっき1等の当せん番号を見たら、たったの7本しかなかったもん。完全に騙された。」
「あぁ、わたくしも思いましたね。みずほ銀行と全国自治宝くじ事務協議会に、見事にやられましたね。」
「最初っから、お金がないのなら、宝くじなんてやらなければいいのにな。」
「愛子ちゃん、それは大きな勘違いですよ。」
「なにが勘違いなの?ボウズくんもグルなの?」
「いやいや・・・(汗)。実際に売れ残った抽せん券があるとはいえ、ちゃんと175本の1等1億円を配当しています。」
「そっか、ボウズくんは当せん番号を見てないんだね。ハイ、これが1等の当せん番号だよ。ちゃんと見てね。たったの7本しかないから。」

13組 154784番
81組 191472番
10組 142214番
85組 121424番
49組 161297番
21組 130476番
34組 186457番

「そうですね、7本です。しかし、今回のドリームジャンボの“ユニット”は、何ユニットでしたか?」
「ん?ユニット?なにそれ?食べられるの?」
「“ユニット”とは、日本語に訳すと、“塊(かたまり)”を意味します。すべての宝くじは、この“ユニット制”によって販売されています。」
「そういえば、宝くじの発売概要の下に“○○ユニット”と小さな文字で書かれていますね。わたくしらには関係のない暗号だと思い、すっ飛ばしていました。」
「例えば、僕が購入したドリームジャンボの抽選券をごらんください。組の上に、“ユニット7”と刻まれています。これはあくまでも僕が購入した抽せん券であって、皆さんの券はそれぞれ異なります。」

「あ!ホントだ。愛子のドリームジャンボにも書いてあった。愛子のは、ユニット10だよ。」
「わたくしのは、ユニット3です。」
「今回のドリームジャンボ宝くじに関していえば、全部で“25ユニット”があります。憶えていただきたいのは、“1ユニット”とは、100000番~199999番までを1組とし、01組~100組まであるので、10万枚×100組=1,000万枚。この1,000万枚を“1ユニット”としています。」

ポイント1:1ユニット=1,000万枚

「1ユニットとはいっても、いっぱいあるんだね。」
「“1ユニット”が1,000万枚。今回のドリームジャンボは、みずほ銀行が全部で“25ユニット”を発行しました。この発行数は、その時のジャンボ宝くじで異なります。主催者側が、どれだけの当せん本数を出したいかによって決まり、調整されます。」

ポイント2:「第620回ドリームジャンボ」の発行数=25ユニット

「ふんふん、それで?」
「次に憶えていただきたいのは、“1ユニット”の中には、必ず1等の抽せん券が含まれています。今回の“25ユニット”の場合、各ユニットに25本分の1等抽せん券が含まれています。

ポイント3:1ユニットには、必ず1等の当せん番号が含まれている
(“ポイント3”について、どうしても理解できない方はこちらをごらんください)

「じゃあ、1等は25本しかないってこと?ますます詐欺じゃな~い。」
「ところで、今回の1等は、何本ありましたか?」
「だから、7本しかないっていってるじゃない!」
「先ほどもいいましたように、“1ユニット”には、必ず1等の抽せん券が入っています。みずほ銀行は、今回は“25ユニット”を発行しました。そして、1等が7回、抽選されました。」
「あっ!そういうことですか。」
「どうしたの?飯島ちゃん。用事でも思い出したの?帰っていいよ。」
「単純な掛け算です。(1等抽せん回数)7本×(全部で)25ユニット=175本。」

ポイント4:(発行数)25ユニット×(1等本数)7本=175本(人)

「ですね。わたくしは、1等が175本というので、175本の1等当せん番号があるのかと思っておりました。」
「えっ?えっ?なになに?なにふたりで納得し合ってるの?」
「“1等が175本”とは、“1等の(当せん番号の)種類が175本”あるということではありません。この辺り、“ユニット制”がすべてを握っているのです。」
「175種類の1等の当せん番号があるのかと思いました。なので、7種類の1等当せん番号が抽せんされて、残りの168種類は未公開なのかと・・・。」

ポイント5:“175種類の1等当せん番号”があるという意味ではない

「僕が購入した、“ユニット7”の抽せん券の中に、先ほどの“7本の1等当せん番号”が入っているわけです。そして、このユニットが全部で“25ユニット”ある。つまり、7×25で175本。もちろん、“ユニット1”、“ユニット2”、“ユニット3”・・・“ユニット25”まで、すべて7本の1等当せん番号が含まれています。」

「ユニット7」の中に・・・

 

13組 154784番
81組 191472番
10組 142214番
85組 121424番
49組 161297番
21組 130476番
34組 186457番

ポイント6:各ユニットに、上記7本の当せん番号が含まれている
(正確な表現は、各ユニットで7本の1等当せんが出るように7回抽せんした→なぜならば、“175本の1等を出す”と発表したから)

「なるほど。例えば、5億円宝くじとして話題となった第617回東日本大震災復興支援グリーンジャンボ宝くじは、22ユニットでした。そして、22本の3億円当せん者が誕生とするとありました。だから、1等の当せん番号は、1本のみなのですね。各ユニットに1本ずつ、“合計22本の1等を出す”と発表したからですね。」
「そうです。他には、第614回年末ジャンボ宝くじでは、“66ユニット”の発行でした。1等は、132本が出ると発表されました。結果、“1等は2回抽せん”されました。“1等の当せん番号が132種類抽せんされる”という意味ではなく、“1ユニット”には必ず1等の抽せん券が含まれているのですから、(1等抽せん回数)2本×66ユニット=132本ですね。」
「そうですね。なぜ、各等級で何本も当せん番号が書いてあるのか、今まで意味がわかりませんでした。ボウズさんの説明で、やっとわかりましたよ。」
「ねー、ねー、なにがわかったの?」
「第614回年末ジャンボ宝くじでは、“億万長者が198人誕生”と宣伝していました。“66ユニット”発行で、先ほどの説明のように、66ユニット×2=132本。2等66本の配当本数を足すと、198本。すなわち、“198人(本)分の億万長者が誕生”となるわけです。」
「なるほど。」
「ただ、実際にはすべての抽せん券を“売り切っている”わけではありません。売れ残りの“○○ユニット”の抽せん券の中に、1等当せん券が含まれているかもしれません。」
「それは惜しいですね。」
「“ユニット制”を正しく理解して、楽しい宝くじ生活を送りたいものですね。」
「・・・やっぱ、1等が7本しか出してないって詐欺だね。」
「・・・。」
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