数字選択式宝くじミニロトの予想方法

ハビタブル・ゾーン（habitable zone）とは、宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境と考えられている天文学上の領域。太陽系第三惑星「地球」が、それに該当する。

ミニロト予想の基本は、このハビタブル・ゾーンを除外して考えることが有効とされている。
ミニロト予想におけるハビタブル・ゾーンとは、「直近4回以上、9回以内に出現した数字」をさす。

通常、「数字選択式宝くじロトくじ」の予想には、実はこのハビタブル・ゾーンを最低1個以上、取り入れることが有効だ。
ロトくじのハビタブル・ゾーンは、「過去3回以内に過剰に出現している数字でも無ければ、10回以上の出現間隔を置いている空白期間の長い数字でも無い」という、微妙な位置に属する数字。

高額賞金で知られる「ロト7」、「ロト6」は、これらハビタブル・ゾーンに位置する数字を予想に加えることで、大外ししない組み合わせ数字を作ることが可能。
一方、日本の元祖ロトくじ「ミニロト」は、これらハビタブル・ゾーンを除外して予想することが、大外ししない戦略のひとつとなる。

左記は、ある日の「ミニロト」当せん番号を、体系的に図解（引っ張り数字表）に落とし込んだものだ。

左記の低数字（01番～09番）における過剰出現数字（3回以内に出現している数字）は、第792回抽せんの時点で06番しかない。

また、空白ゾーン（10回以上の出現間隔がある数字）は、青色の部分。

つまり、低数字のハビタブル・ゾーンは01番、04番、05番の3個になる。
ミニロトの予想では、これらの数字を除外して、数字を組み合わせるのが基本的な戦略になる。
尚、「ボーナス数字」は除外して考える。

中間数字（10番～19番）のハビタブル・ゾーンは、右記例の第792回抽せん時点では無いことになる。

これは、「数字選択式宝くじ」全体にいえることだが、「過剰出現数字のみ」、「空白ゾーンのみ」で構成された当せん番号は、ほとんど抽出されていない。

必ず、どれかの組み合わせをもって出現しているために、低数字で過剰出現数字を選択した場合、中間数字では最低1個以上は空白ゾーンを取り入れることが重要になる。

右記の中間数字の例では、どれも次回の出現数字候補になり得るゾーンとなっている。

高数字（20番～31番）のハビタブル・ゾーンは、26番、28番、29番の3個となっている。

左記の例の場合、最高数字31番が復活数字4連続出現でやや過剰だが、「ミニロト」では同じゾーンに長く居座るパターンが非常に多い。

つまり、今回の例の場合、「過剰出現数字：3個」、「空白ゾーン：2個」という結果になった。
例によって、ハビタブル・ゾーンは出現していない。

もちろん、「ミニロト」にもハビタブル・ゾーンが出現する抽せん回は存在する。
ただ「ミニロト」は、出現パターンが極端なケースが多く、まずは「ハビタブル・ゾーン」を除外して数字を組み合わせることが、余計な邪念を排除してシンプルに予想できる第一歩になる。

「数字選択式宝くじ」では、1等最高8億円が当たる「ロト7」の人気で、「ミニロト」は陰りを見せている。
しかし、1,000万円（理論値）を手堅く当てられる日本最古のロトくじには変わりがなく、賢者は「ロト7」には見向きもせずに「ミニロト道」を進んでほしいと願う。

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